1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2018/12/06(木) 22:51:12.72 ID:o4J7nTie0
先週、2日の中山3Rでヤマチョウヴォイスが待望の初Vを挙げてくれました。
ヴォイスを担当してくれたのは、大ベテランの松本重春さん(67)。調教助手としてサクラチヨノオーや
サクラバクシンオーにまたがり、厩務員としてもマンハッタンカフェを手がけた腕利きです。
すでに定年退職されているのですが、ケガで休んでいる人間の代打(ヘルパー)として
ウチの厩舎で約1年間働いてくれました。先週で契約期間が満了だったので、区切りの勝利になりました。

ヴォイスが今年の夏にデビューしたときはカイ食いが細く、ゲートでもガタついてまともにスタートを切ることが
できませんでした。それでも、松本さんは「この馬、絶対に走るようになるから」と言い切ってくれたのです。
ゲートを矯正するために松本さんが考えだしたのがプールでの調教。といっても泳がせる訳ではなく、
プールに入る前の狭い通路で立たせる訓練を課したのです。その効果もあって、ゲートの狭い空間でも
我慢できるようになりました。正直に言って、私では思いつけなかったアイデアです。
カイ食いが細いなりにしっかりエサも食べさせる技は、もはや匠の世界といっていいですね。

表現は悪いのですが、馬の世界も命令されたことしかやらない“サラリーマン”的な若い人間が増えてきました。
今や、松本さんのような職人気質の腕利きは消えつつあります。ウチの厩舎に来てくれたことは他の従業員にとって
刺激になりましたし、私も勉強させてもらいました。こうしたベテランの知識や技術が受け継がれないのはもったいない話。
高齢化社会を迎えていることもありますし、現在の厩務員65歳定年制を見直してもいいのかもしれません。

相沢師コラム
http://race.sanspo.com/keiba/news/20181206/etc18120616210007-n1.html

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